最近、「AI Guardian」というツールを自社開発しています。ひとことで言うと、WordPressサイトの保守と監視を、AIの力でできるところまで自動化する仕組みです。今日はその「なぜ作っているのか」を書いておきます。
きっかけは、実際にやられたこと
うちは制作だけでなく、お客様のサイトの保守も預かっています。その数、50サイト以上。正直に言うと、これを一人で目視で管理するのは、もう限界がありました。
決定的だったのは、管理しているサイトが実際にマルウェアの被害に遭ったことです。攻撃は深夜でも容赦なく来ますし、気づくのが一日遅れれば被害は広がる。「人間が四六時中見張る」やり方では、どうやっても穴ができる。だったら、見張る部分はAIにやらせればいい。そう考えたのが出発点でした。
AI Guardian が今やっていること
開発中の機能は、ざっくりこんな感じです。
- 自動アップデート+自動ロールバック:WordPressやプラグインの更新を自動で当て、もし不具合が出たら自動で元に戻す
- AIによる安全チェック:更新内容や差分が「当てて大丈夫か」をAIが判定してから適用する
- 改ざん・マルウェア検知:サイトが書き換えられていないかを監視し、異常を通知
- 月次レポートの自動作成:「今月どんな更新をしたか」をまとめて、お客様にお渡しする
これを管理している全サイトに入れて、実運用しながら磨いています。
こだわっているのは「AIに丸投げしない」こと
ここが個人的に一番大事にしているところです。AIに何でも自動でやらせると速いですが、ことお客様のサイトに変更を加える瞬間は、最後に人間が「OK」を出す設計にしています。AIが「これは安全です」と判断材料を揃え、最終的な引き金は人が引く。承認ゲートを必ず一枚かませる。
AIを使うのが目的ではなくて、お客様のサイトを安全に・確実に守るのが目的なので。速さと安全のバランスは、ここで取っています。
これから
一人でやっている会社だからこそ、こういう「自分が本当に必要なもの」を、AIを相棒にして形にできる時代になったなと感じています。続きはまた書きます。
おわりに
「サイトの保守、ちゃんとできているか不安」「更新が止まっていて怖い」——そんなWordPressサイトのお守りも、デザイン・制作とあわせてご相談いただけます。AI導入・DXの相談も同じ窓口で受けています。
